10月はたそがれの国

TomoMachi2004-08-21

M・ナイト・シャマランの『ザ・ヴィレッジ』をこれから観ようと思ってる人は、
くれぐれもレイ・ブラッドベリの『10月はたそがれの国』を読まないように。
読んだ人は忘れるように。


あ、特に『びっくり箱』はダメだ!


ブラッドベリのジイサンも、タイトルを使われただけの『華氏911』より、
こっちのほうが問題だろうが。


とても素晴らしい映画評を読みました。
http://www4.ocn.ne.jp/~temp/index.html
ちゃんとホワイトハウス前でのやりとりについて書いている。
あの場面はムーアを「ヤラセ」と批判する連中への強烈な反撃にもなっている。


あの映画を批判する連中は前半ばかり突くけど、後半については何も論評しない。
なぜなら後半、ムーアはナレーションを押さえて画面の裸の事実だけに語らせているからだ。
それは議論の余地のない事実ばかりだ。
でも、評論家はとにかくムーアを叩かないと自分が利口に見えないから、
後半部を論じずに逃げてしまうばかりなのだ。
チェイニーとつながってる企業が集まったパーティで「戦争は儲かるね」と喜んでる企業家の映像などは決定的なのに、誰も触れようとしないもんな。