この写真の13歳の美少女双生児が着ているTシャツのスマイルマークは良く見るとヒットラーの顔だ!
彼女たちは「プルシアン・ブルー」というフォークデュオのラムちゃんとリンクスちゃん姉妹。
二人は天使の歌声でさわやかなフォーク・ミュージックを奏でるが、ユダヤ系やアフリカ系、アジア系、ラテン系に対する蔑視と憎しみを煽り、白人独裁のための人種戦争を求める白人優位主義バンドの一つだ。
http://www.prussianblue.net
公式サイトの横のバナーは「自衛的人種差別」「ホロコーストの解剖」など民族差別、歴史修正主義丸出し。
たとえば「殉教者」という歌はこんな歌詞。
ルドルフ・ヘス(ナチス・ドイツの副総統)は平和の人よ
彼は(ヒトラーへの忠誠を)決してあきらめず、やめなかったわ
忘れないで彼を そして敬礼(ハイル・ヒトラー)を捧げて
ロバート・マシューズ(有色人種皆殺しを唱えて武装したがFBIとの銃撃戦で死亡)は真実を知っていたの
彼はやるべきことがわかっていたの
彼は勇気を持って手本を示したの
彼が灯した戦いの炎を消してはならないの
歌詞には「88」という言葉が出てくるが、これはアルファベットの8番目の文字「H」が二つで「ハイル・ヒットラー」を意味している。
カリフォルニア州ベイカーズフィールドに住むラムちゃんとリンクスちゃんは、学校に行かず、白人優位主義運動家の母親から教育を受けて育った。
すでに、白人優位主義のイベントなどで演奏し、白人優位主義のインディーズ・レーベルからCDを出している。
去年の10月にはABCテレビのインタビューに答えて全米を驚かせた。
http://www.youtube.com/watch?v=H3cAjSx97j0&search=prussian%20blue
このニュースでは「ハイル・ヒットラー」の敬礼をしながら歌う二人や
ドアにデッカく鉤十字を描いたトラックを乗り回すおじいちゃんなどが見られます。
白人優位主義グループ「ナショナル・ヴァンガード」による二人のインタビューはこんな感じ。
−−白人が直面しているいちばん大きな問題はなんだと思う?
ラム&リンクス 白人の子供が充分に生まれてないことね。純血の白人が。困ったことに、いい遺伝子を持ってる賢い白人の女の子たちは、結婚して子供を作るよりも、仕事や遊びに忙しいからだと思うわ。
−−なんでプルシアン・ブルーっていうバンド名なの?
ラム&リンクス 私たちは一部、ドイツのプロイセンの血を継いでるの。それにプルシアン・ブルーって本当に綺麗な色でしょ。あとね、ユダヤ人収容所の毒ガス室には、有害物質のチクロンBの残留物である青い色が見つからなかった、という説があるの。だから、ナチによるユダヤ人虐殺という間違った神話に対する異議申し立てでもあるの」
−−好きなミュージシャンは?
ラム&リンクス 私たちが好きなのは、アヴィル・ラヴィーン、エヴァンセンス、スリー・デイズ・グレース、グリーンデイ、AC/DC、アリソン・クラウス。白人優位主義バンドではファイナル・ウォー(有色人種皆殺しの最終戦争という意味)、カットスロート、サーガ、マックス・レジスト、ヤングランド、ブルータル・アタック、それにもちろんスクリュードライバー(UKのベテラン・ネオナチ・バンド)。でも、私たちがずっと大好きなのは紫の恐竜バーニーよ!」
黒や茶色や黄色は殺しても、紫はOKかよ?