ミネソタの高校で7人の生徒と教師と警備員を射殺した高校生ジェフ・ワイズ(16歳)の作ったアニメ(PLAYをクリック)。
ジェフの通っていたレッド・レイク高校はオジブワ・インディアンのネイション(自治領)の中にあって、ジェフも殺された生徒もみんなインディアンだった。
ジェフは子供の頃に父が自殺し、母は交通事故で麻痺状態になり、警察官をしている祖父に預けられていた。
ジェフはまず22口径の自動拳銃で祖父とそのガールフレンドを殺し、彼の武器庫からショットガンと40口径の拳銃を出して、黒いトレンチコートを着て高校に行った。
ジェフはGOTHだったが、身長が180センチもあって、イジメられっ子ではなかった。
それにGOTHやパンクの友達とは仲が良かった。
友達はみんな「彼は人の話をちゃんと聞くことができる、静かだけどいい奴だった」と言っている。
しかし、彼は最近、銃器の話ばかりするようになった。
友達は誰もジェフがネオナチのウェブサイトの常連だったことは知らなかった。
ジェフは「ネイティブ・ナチ」のハンドル名で「ヒットラーの思想に共感し、ネイティヴ・アメリカンの人種的純血が汚されることに怒りを覚える」と投稿していた。
彼が作ったアニメではKKKらしい白頭巾の男も射殺される。
高校の警備員を射殺したジェフは白人の女性ロジャース先生のクラスに入った。
床に伏せたロジャース先生は「God be with us(神様、私達をお守りください)」と言った。
ジェフは彼女をショットガンで撃ち殺した。
そして他の生徒チョンガイラ・モリスに銃口を向けて「お前は神を信じるか?」と尋ねた。
モリスは「NO」と答えた。ジェフは他の生徒を撃ち始めた。
警官隊が突入してきた。ジェフは口に銃を突っ込んで自分の頭を吹き飛ばした。
その夜、オジブワのインディアンの老人たちは伝統的衣装を着て、伝統にのっとった音楽と歌を奏でて弔いの儀式を行った。
オジブワにはインディアン・カジノはあるが、部族の多くは貧困層で無職も多く、ジェフを含めてほとんどがトレイラーハウスに住み、アル中、精神病に苦しんでいる。