ああっ、エースさま

TomoMachi2005-03-30

ハワード・スターンのラジオに昨日、KISSのギタリスト、エース・フレーリーが出演していた。
「REMEDY」という映画に出たのでその宣伝ということだったが、朝早いからか、始終眠そうで「ああ」とか「うう」とかしか言わないの。これで宣伝になるのか?
声もひからびて80歳の老人みたい。
ハワードが、「今年もKISSはエアロスミスと一緒にツアーやるらしいけど、あなたは「エアロなんかとやれるか」って言ってジーン・シモンズから追い出されたんですって?」と聞くと「ああ、そうだけど」とボソッとつぶやくだけ。
ジーンの暴君的なリーダーシップに頭にこないの?」と言っても
ジーンはいい奴だよ。友達だ」と力ない返事。
ハワードのスタッフがKISSファンで、「KISSの名曲はみんなエースがいたときの曲ばかりだ。それってKISSのサウンドはあなたが作ったってことでしょ!」と煽っても
「いや、みんなで作った曲だよ」と煽られない。


こりゃあ、ひどいな、と思って今日、ハワード・スターンのサイトにUPされたエースの写真を見て納得。
写真右がエース。左はメイクしたKISSファンの馬鹿。
ヨレヨレのおじいさんだ。
メタルで未来的な宇宙人のイメージのカケラもなし。
まあ、アンプラグドの時も酒で相当よれよれだったけどね。
ちなみに映画での役はヘロインの売人。


KISSの初来日武道館公演はオイラが生まれて初めて行ったロックコンサートだった。
あの頃は消防法の規制が甘かったから、ステージでやたらと炎を吹き上げて面白かった。
特に「ファイヤーハウス」では火柱が5本くらい天上近くまで吹き上がるんだから。
これはNHKのヤングミュージックショーでも放送したね。
エースはギターを壊す時だけ、安そうなギターに取り替えるのがセコかったなあ。


ジーン・シモンズにはジャッキー・チェンの「タキシード」のプレミアで会って少し話した。ものすごく背が高くて高級なスーツでビシッとキメて若い金髪美女も連れてまさに「WINNER」の風格だったなあ。
元はNYで移民の子供相手に英語を教えてた優しい先生だったのにね。