フランク・ミラーに会った

「シン・シティ」の前回の取材では病気ということで来なかったフランク・ミラーにロサンジェルスでインタビューした。

とにかくパブリシストがやたらと急かすので写真も撮れなかったよ。
でもサインはもらったぜ。

ミラーは描く話がやたら暴力的で恐いうえに、「ロボコップ２」の脚本でもめた、とか、「自分のコミックスを他人に映画化されるのが嫌で『シン・シティ』を自分で監督した」とか言われてる人だから偏屈な親父かと思ってちょっと心配だったが、なんかもう登場した時からニコニコのノンキなハゲ親父だった。

「バットマン・イヤーワン」はワーナーともめて降りたの？と聞くと
「いやー、クビになったのさ。彼らが求めてるような話にならなくてね」と、別に気にしてる様子もない。
今回の「シン・シティ」で映画に目覚めたというミラーは「もうマンガよりも映画作りに夢中なんだ」とうれしそう。それでニコニコしてたのか。
ちなみにいちばんのお気に入りキャラはやっぱりデボン青木扮する殺人少女ミホだってさ。