ブリタニーっていいね

TomoMachi2005-03-21

シン・シティ」のジャンケット。
アメリカ国外の雑誌の記者8人ほどでラウンド・テーブルを囲んでインタビュー。


クライブ・オーエンは、007の新ジェームズ・ボンドのオファーはまだ正式には受けてないとのこと。つまり断わってもいないよ、とのこと。


ベニチオ・デル・トロはなんか眠そうで、ニコニコしながらボーとしてた。


ロザリオ・ドーソンは間近で見てわかったのだが、小鼻の大きさが左右違うのはクレフトの痕だった。ホアキン・フェニックスもそうだが、そういう手術を受けた人がセクシースターとして人気があるアメリカは素晴らしい。


ジェシカ・アルバは綺麗だけどちょっと冷たい印象だった。記者に「他の女優さんはオッパイ丸出しで頑張ってるのにあなたはストリッパー役なのに乳首出してませんね」と言われて(オレじゃないよ!)ムッとして「私はそんな契約しないわ」の一言。「この役は天使みたいな女のコだけど、本当の私にはダークサイドがあるのよ」と言うから「どんなダークサイド?」と尋ねたら「人に言わないからダークサイドなのよ!」とピシャリ。うーん。


その次はブリタニー・マーフィだった。大きな目に大きな口の、まさにマンガみたいな顔で部屋に入ってくるなり、ジェシカ・アルバが飲み残した日本茶カップを見つけて「ジェシカの唾液つきよ! 誰かeベイで売らない?」とギャグを飛ばした。
声もアヒルのような声で「アニメみたいな声でしょ? 私、ベティ・ブープに似てると思ってるの。ベティ・ブープが私の憧れなのよ! ベティ・ブープってサイレント時代のバンプ女優のクララ・ボウがモデルなのよ……あれ? みんなアニメに興味ないの? ごめんね」
「気のいい娼婦」という「シン・シティ」の役柄そのままに、インタビュアー一人一人に気を使って、和気藹々の雰囲気でサービスしまくったブリッタニー。
だが「私ってさ、知ってるでしょうけど、Ham(大根)だし、身持ちの悪い役ばっかりだし……」と言い出した。
インタビューで自分で自分を大根だと言う俳優は珍しい(高倉健みたいだ)。
するとメキシコの記者(二十代の兄ちゃん)が「そんなことないですよ! この映画であなたが一番素敵でした!」と慰めた(実は「シン・シティ」でブリタニーの出番は全部で1分程度なのだが)。ブリッタニーは「ありがとう!」と彼のおでこにブチュっとキッス!
「みなさんもありがとう」と出て行くときにもちゃんとテーブルを片付けて行ったのも礼儀正しかった。
その記者くんは「君、よかったな!」「そのおでこ、洗わないでメキシコに帰りなよ」とみんなに肩を叩かれまくり。
お婆さん記者たちも「気さくで優しい娘さんね」「息子の嫁にどうかしら」とブリタニーを気に入りまくり。
こんないい娘を捨ててデミ・ムーアに走ったアシュトン・カッチャーは大バカ野郎じゃないか?