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やはりピュリッツァー賞を受賞したパット・オリファントの新聞マンガ。
星の部分がキリスト教の十字架になった星条旗が描かれたTシャツを着た「ブッシュ投票者」がカウボーイ・ハットをかぶったブッシュの後をついて行く。
「ブッシュ投票者」の体は筋肉モリモリだが、脳味噌も目も耳もない。
まわりにはこんな言葉が書かれている。
「ブッシュは環境破壊を続けている。
失業者も増やしている。
国家社会保障(失業や老齢、傷害保険)を民営化しようとしている。
この国をバラバラにしようとしている。
愛国法で国民を監視している。
我々を戦場に送っている。
デベートでは三回とも負けた。
製薬会社とつるんで薬の値段を上げた。
でも、そんなこと気にしない、
彼はこの国のリーダーだ!」
彼がブッシュに導かれて、ずんずん突き進むその先は断崖絶壁になっている。
今日、テレビで、ファルージャでアメリカ兵が、負傷して床に倒れて動けない丸腰のイラク人を射殺する映像が放送された。
こんなことがあと4年も続くんだ。