TomoMachi2004-06-13

ものすごーく、超どうでもいいオタク雑学。


冨野監督の狂気の怪作『伝説巨神イデオン
登場人物はなぜか全員が苗字が先で名前が後というアジア独特の語順、
その中にフォルモッサ・シェリルとフォルモッサ・リンという姉妹がいる
シェリルの声は井上遙さん)。


問題は二人の名前の由来。
フォルモッサというのはポルトガル語で「美しい」という意味で、台湾の別名でもある。
そしてシェリルとリンは、当時のアニメ雑誌にはポルノ女優のジンジャー・リンがヒントと書いてあった覚えがあるが、
俺が思うに、シェリル・リンという当時人気だったソウル歌手から取ったのではないか。


1978年、シェリル・リンは『ガット・トゥ・ビー・リアル』というディスコ・ソングをヒットさせた。
当時、筆者は高校に入ったばかりで生まれて初めてディスコなるものに行き、柄にもなくしばらくハマった(六本木フライデーや高田馬場リチャード三世などのプチ・ディスコだけど)。
そこで「ガッビーリール」がかかるとフロアは一斉に「フー、フー、フー」と答えたもんだ。


で、そのシェリル・リンという歌手は『ゴング・ショー』という伝説的TV番組に出場した素人だったのだ。
というか、『ゴング・ショー』出身で唯一ちゃんとしたアーティストだったのだ。
『ゴング・ショー』の司会者チャック・バリスが後に自分はCIAの殺し屋だったという本を書いて
コンフェッション』という映画になったが、
それが『イデオン』と繋がっているとはな。
どうでもいいけど。