ラムちゃんだっちゃ!
「これからも戦死者は増えますか?」
イラク戦争について記者に質問されたラムズフェルド国防長官は答えた。
「You bet(もちろん)!」
そんな豪快なタカ派発言というか暴言で慎太郎的人気を集めていたラムちゃんだが、イラクの大量破壊兵器が見つからず、戦争が泥沼化してからは答えがしどろもどろになってきた。
たとえばオサマ・ビンラディンの行方について国防長官はこう答えた。
知っているだろう
我々が知っている既知の事実がある
知っていることを知っていることだ
知っているだろう
我々が知らない未知の事実もある
知らないことを知っていることだ
だが、存在さえ知らない未知の事実もある
知らないことさえ知らないことだ
ポエムですねえ……メルヘンですねえ……(山城新伍)
で、「詩なら曲をつけちゃおう」と考えたのはサンフランシスコの作曲家ブライアント・コン氏。
彼は国防長官の公式発言の数々を歌にしたCD「The Poetry of Donald Rumsfeld(ラムズフェルドの詩)」を発表した。
www.stuffedpenguin.com/rumsfeld/lyrics.htm
たとえばNYタイムズ紙のインタビューを歌にした「告白」はこんな歌詞。
時に、私はここに立ち、
何かをしながら考える
いったい私は、こんなところで何してるんだ?
びっくりしたなあ、もう
もしもーし!
……ボケてますか?