アメリカ先住民を描いた映画の最高作『滅び行く民族』


Web連載「町山智浩の深読みシネ・ガイド<なぜ『フォレスト・ガンプ』は怖いのか─映画に隠されたアメリカの真実>」第5回がUPされました。
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1925年のサイレント映画『滅び行く民族』は、1200年代から約800年間にわたるモニュメント・ヴァレーの先住民の歴史を、正確な時代考証に基づいて描いた傑作です。
岸壁に集合住宅を築いて都市文明を持っていた農耕民族が、狩猟採集民であるナヴァホ族に滅ぼされ、
そのナヴァホ族はヨーロッパから来た白人たちに迫害されます。
家畜殺戮、農地焼き討ち、強制移住同化政策など、ありとあらゆる手段でアメリカ政府と白人たちは先住民を「少しずつ」滅ぼそうとします。
しかし、ヨーロッパで戦争が始まった時、アメリカ政府はナヴァホ族に協力を求めます。
今まで迫害されてきた先住民が選んだ答えとは?