ドキュメンタリー映画『ジーザズ・キャンプ』のニュース。
http://www.youtube.com/watch?v=co1_9lR9EpM
ノースダコタのキリスト教原理主義者が主催している子どもキャンプの実態を記録した映画。
主催者のフィッシャーという牧師のオバサンはキャンプの目的をこう語る。
「イスラムでは神のために死ねるGod's Soldier(神の戦士)を幼い頃から育てています。
私たちキリスト教徒の子どもたちが神のために命を投げ出すところを見たいの!」
フィッシャーは小学生の子どもたちに向かって叫ぶ。
This means WAR!(これは戦争なのよ)!
フィッシャーの敵はイスラムだけではなない。彼女はこうも叫ぶ。
「アメリカをキリスト教徒の手に取り戻すのよ!」
清教徒によって始まったアメリカはいまやユダヤ教徒や仏教徒やイスラム教徒などの異教徒や、ゲイや信心深くない人々に押され、メディアも愛国的でない者たちに支配されてしまったと彼女は言う。
そして、イスラムやゲイや妊娠中絶と戦うキリスト教原理主義者の大統領ブッシュの写真を子どもたちに拝ませる。
もう少し詳しく「コラムの花道」で話しました。ポッドキャスティングで聴けます。
http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2006/10/103_4af1.html