アメリカの受験戦争は保育園から始まる!

マスコミが「日本の受験戦争は厳しすぎる」と騒いだせいか、「ゆとり教育」とやらで日本の子どもの学力はガクっと落ちてしまったが、アメリカの受験戦争の厳しさはハードさを増すばかり。
なにしろ名門スタンフォードの競争率は7%。受験者の全員がオールAなのにもかかわらずだ。
アメリカの受験はいってみれば内申書重視。
小学校からの成績全部をチェックされるうえに、スポーツや音楽、美術、ボランティアでの受賞歴も合格の基準になる。
だから成績オールAなだけじゃ足りないのだ。
そこで幼稚園、いや保育園から受験が始まる。

今週金曜日夜11時半から「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」(トーキョーMXテレビ)で放送する「ナーサリー・ユニヴァーシティ」は、最も過酷と言われるNYはマンハッタンの保育園受験戦争を記録したドキュメンタリー。
アッパー・イーストサイドのフラットに住む超エリートのユダヤ系証券マン、ヴィレッジに住む中産階級、ハーレムに住む貧しい黒人夫婦、一流保育園に入園できるのは、どの家族か?