痴愚痴愚スパトニック唐沢俊一

TomoMachi2008-12-09

唐沢俊一検証Blogから
唐沢俊一『猟奇の社怪史』(ミリオン出版)P.108の引用。

チャップリン後期の代表作に『殺人狂時代』(一九四七年)があるが、ここでチャップリン演じる殺人者アンリ・ヴェルドゥが処刑台に上がる前に言うセリフ「一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ」という言葉は、多くの名言集にチャップリンの言葉として引かれているが、実はギリシアの哲学者エラスムスの言葉だそうである。


「一人を殺せば〜」という言葉はエラスムスではなく、本当は、奴隷貿易に反対したことで有名な、英国国教会のビールビー・ポーテウス主教の詩「Death」からの引用だ。


まあ、そんなことは普通知らないから、知らなくてもいいとして、問題なのは、高校を出ているなら知ってなければいけないことを唐沢が知らないということだ。


高校の倫社で、ルネッサンスのキーパーソンとして登場するのがオランダの人文主義エラスムスである。エラスムスは西洋思想史の脇役ではなく主役の一人であり、必ず試験に出る名前である
人文主義、オランダ、エラスムスの三つをセットで記憶しないとならない。
唐沢は絶対に倫社は赤点だな。
成績が悪いくせに利口ぶってる奴ってクラスに一人はいたけど、もう最悪に嫌な奴だよね。
それに、エラスムスを知らない人がその後のヨーロッパの思想史を理解しているとは到底思えない。
だって、エラスムス知らないで、デカルトニーチェサルトルが理解できると思う?
きっと唐沢って何もわかっちゃいないんだろうな。


とにかく、だ
高校の教科書ほどの教養もない唐沢俊一(50歳)を、
書評委員にして他の立派な研究者や作家の本を論評させた朝日新聞
物知りだ雑学王だと祭り上げたバカ編集者やバカ落語家たちはまさに
痴愚神礼賛!
恥を知れ!