本日発売の『新潮45』でアメリカの反知性主義の現状

TomoMachi2008-10-18

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」という問題についてさらに深く突っ込んで、ブッシュ政権を支えた反知性主義について論考した原稿を本日発売の『新潮45』に寄せました。


 その原稿中で、アメリカ人の8割がパスポートを持たないと書いていますが、最近、ペイリン副大統領候補が今までパスポートを持っていなかったことが判明しました。


 ペイリンさんは40過ぎまで、外国に行ったのは、アラスカとアメリカ本土の間にあるカナダを通過する時だけだったということです(アメリカ人はカナダとメキシコにはパスポートがなくても行ける)。マケインさんにもしものことがあったら大統領になる人がそんなことでいいのか、とも思いますが、大半のアメリカ人は国際的な人間が嫌いだからそれでいいのです。


 本日発売の『サイゾー』にもハンター・S・トンプソンについて原稿を書いてます。