『クロスビート』の連載用に、『Taboo Tunes』の書評を書く。 英米における放送禁止歌や権力に弾圧されたミュージシャンの歴史。
20世紀に入ってラジオやダンスホールがブームになると同時にまず禁止されたのが
「シンコペーション」だった、という話が面白い。
また、ビートルズはFBIやキリスト教右翼から徹底的に目の仇にされ、
「ペニー・レイン」のPeople that come and go(往来する人々)という歌詞までが
Comeが性的絶頂の暗喩ではないかと攻撃されたというバカバカしい話もある。