ボトルウォーターという巨大な詐欺

毎週日曜夜11時から東京MXテレビで放送中の「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」、
11月8日(日)は「フロウ/水への愛のために」後編をお送りします。
空気と同じく人間の生命に不可欠な、水 が民間企業に独占されつつある現状をレポートしています。


アメリカのボトル水の多くが実は地元の水道を浄水しただけのものだと暴いたCNNニュース。
それを原価の何百倍もの値段で売っている。ボトル水のコストの9割はビン代だ。ボロい商売だ。
カルキ臭や塩素を抜くだけなら自宅で浄水器を使えばいいだけなのに。
ミネラルウォーターにしても、本来は川や地下水として公共に使われ、自然のサイクルを形作るはずの水源から、水を汲み上げてボトルに入れて売ることには倫理的問題がある。
石油を使って作られ、腐敗しないゴミになる大量のペットボトル!
水道を使えば必要のないはずの輸送費!
しかも、ほとんどの人がボトル入り水と水道水の味の違いを見分けられない。
ボトル水が旨いと思ってるのは、単なる思い込みにすぎない。
必要なのは水道水を綺麗に維持すること、それを私企業の営利目的に使われないよう、空気と同じ公共の資源としてすべての人に供給することだ。