水が大企業に独占されようとしている

毎週日曜日午後11時からトーキョーMXテレビで放送中の「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」では、本日11月1日、来週11月8日の二週にわたって、『フロー/水への愛のために』を放送します。


これは、世界の水を一握りの多国籍企業が独占しつつある実情を暴いた映画です。
水は空気と同じく生物の生存に不可欠なものであり、
国家が国民に対して、その供給を保障するべきものです。
ところが、現在、世界の水は、石油、穀物、電気などど同じく、商品として巨大企業に独占されようとしています。
日本を含めた先進国の水道が、政府ではなく、民間企業に管理されつつあります。
民間企業は営利目的のために、下水場を売り払い、上水の水圧を下げ、水道代を上げてきます。
水道事業は世界にわずか数社が独占しているのでそこに競争原理はありません。