サンタに出した手紙の返事が来た
毎週木曜日更新のポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」
http://www.eigahiho.com/podcast.html
今週はクリスマス映画について話しています。
アメリカのテレビではクリスマスになると毎年、同じ映画を何回も何回も放送します。
「チャーリー・ブラウンのクリスマス」
「ルドルフ、赤鼻のトナカイ」
「素晴らしき哉、人生!」
「三十四丁目の奇跡」
それに「トワイライト・ゾーン」の「弱き者の聖夜」。
そんな映画についてお話します。
昨日、うちの娘が小学校から帰ってきて、こんな話をしました。
「同じクラスのアマーラがね、サンタさんはいないって言ったの。
本当はパパとママがプレゼントを置いてるんだって。
アマーラのほかにもマイジャとか三人くらいがサンタはパパだって言ったの」
「で、どうしたの?」
「あたしたちはサンタはいるって言って、ケンカみたいになっちゃったの。
……ねえ、サンタはいるよね? ウソじゃないよね」
でも、娘は自信なさそうに、そう訊ねました。
「……あのね、この前、クリスマス・プレゼントに欲しいもののリストを書いて郵便で北極のサンタさん宛に郵便で送ったでしょ?」
「うん」
「その返事が、今日、届いたんだ」
娘あてに届いた赤い封筒を渡しました。
「あ! サンタさんからだ!」
娘が大慌てで封筒を開けると、こんな手紙が入っていました。
「欲しいもののリストありがとう。
うちの奥さんとエルフと私は一生懸命、用意してるよ。
ルドルフはちょっと風邪をひいちゃったけど
少しずつ良くなってるからクリスマスには間に合うよ。
愛を込めて
サンタより」
「わー、明日、学校に持って、みんなに見せる!」
実は、北極のサンタ宛に欲しいプレゼントを書いた手紙を送ると、
手紙はアメリカの各地にある「サンタ・ヘルパー」という団体に送られて、ちゃんと返事が来るようになってるんですね。
日本でもやってるのかな?