写真は、娘がウチの暖炉の前に置いたミルクとクッキー。
アメリカでは家に来てくれたサンタさんへのお返しにミルクとクッキーを置いておくのです。
もちろん、子供が寝た後で親が食べておくわけ。
テレビでは天気予報で「サンタ・トラッキング」をやってます。
「現在、サンタはニューヨークに上陸、西に向かって移動中」なんてやってます。
ラジオでは今日、何回もメリッサ・エスリッジの「ハッピー・クリスマス」が流れてました。
War is over, if you want it.
戦争は終わる。あなたが望めば
ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」にはシングル発売当時から
「戦争は終わった」という過去形の副題がついてたけど、これは間違い。
「あなたさえ望めば、戦争は終わります」という訳が正しい。
しかも東芝EMIが初出の頃からずっとつけてた訳詞は、歌の頭にジョンとヨーコの挨拶がこう訳してあった。
ジョン 「ハッピー・クリスマス、ジョン」
ヨーコ 「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」
これも間違い。
自分で自分にハッピー・クリスマスなんていう奴はあまりいない。
正しくは
ジョン 「ハッピー・クリスマス、ジュール」
ヨーコ 「ハッピー・クリスマス、キョーコ」
つまりジョンは、別れた妻に残した長男ジュリアン(愛称ジュール)に、
ヨーコは別れた夫が連れて逃げて行方不明になった長女キョーコに向かって言っているのだ。
ところでキョーコちゃんはその後、見つかったのだろうか。
メリッサ・エスリッジの「ハッピー・クリスマス」は「ギブ・ピース・ザ・チャンス」とつぶやいて終わる。原曲のようにシュプレヒコールでないところが悲痛。