グラビアは死体や奇形の写真、読者コーナーはタトゥーやピアスのGOTH娘の恋人募集写真だらけの爽やかなイギリスの雑誌『BIZARRE』は、『バトルロワイヤル』特集をやったり、三池崇史や『子連れ狼』が登場する日本通なところがあるが、先月号でJAPANSE SEXPLOSION!という特集を組んでいた(表紙はブルセラ・サラリーマン)。
まずリードを読んでみよう。
「HentaiとかBukkakeって日本語はもうおなじみだよね!
じゃあ、KoonagoとかIce CreamGirlsって知ってる?」
って、オイラも日本に年に一回しか帰らないから知らないよ!
というわけで日本のエロ用語をAからZまで辞典形式で紹介しているのだが、オイラはほとんど知らなかった。以下がその項目。スペルミスは原文のママ。
Ashikoki
Bukkake
Chikan
DigiMo
Eropuri
Futanari
Fundoshi
Goukan
Hentai
Ice Cream Girls
Japscat (ウンコ・ビデオのことらしい)
Koonago
Love Sims (エロゲーのこと)
Mutant Love
Ningyou
Oshouji
Onara
Paizuri
Queens (レースクイーンのこと)
Roricon
Shokkushu Kei (触手系)
Tamakeri
Tsubashanpu (唾シャンプー)
Unagi
Urabon
Vibrator Remote-control 24 Hour
Wakino Shita Fetchi
Xenophile (『うろつき童子』に代表される怪物と人間の女のカラミ)
Yogereta Shitagi
Zenra
たとえばこんな説明がついている(直訳)。
Ice Cream Girls 「日本では女子高生の生活のほとんどすべてが性欲の対象になる。ある種の男にとっては暑い日に学校帰りの女子高生がアイスクリームを舐める姿よりも興奮するものはないという。これ故に、少女がただアイスクリームを舐めるだけのビデオがかなり売れている」(ホントかよ!)
Oshouji「その歴史は封建時代に遡るといわれるオショウジは、性的に屈辱的な言葉をセックスの相手の体に筆で描くことである」
それって「お習字」のことか?
Yogereta Shitagiは、「汚れた下着」のことだった。
ちなみにライターの名前はパトリック・ファーロング。うちの相方のパトリックの別名ではないと思う(たぶん)。