「シン・シティ」のタランティーノ演出部分

TomoMachi2005-03-24

The Big Fat Killで、デボン青木に首を「ペッツのように」切られた悪徳警官ベニチオ・デル・トロの死体をクライブ・オーエンが車に乗せて捨てに行くシーンだけタランティーノが「特別ゲスト監督」として演出してます。


ベニチオは死んでるんだけど、クライブ・オーエンの想像の中で彼に話しかける。
でも、車が揺れるたびに首が皮一枚でつながってるだけなのでパックリ開いたりする。
セリフがほとんど原作通りのこの映画のなかで、このシーンだけアドリブでちょっと長くなっている。


ちなみにロドリゲスは監督協会に入っていないフランク・ミラーを共同監督にすることが規約違反だと監督協会に責められたので、協会を脱退してしまった。
協会に入ってないとメジャーの映画は撮れないので、自動的にパラマウントの『火星のプリンセス』からは降りることになった。
火星のプリンセス』は『スカイ・キャプテン』を作ったあのオタク監督が代打してるそうです。