■
『ドーン・オブ・ザ・デッド』の予告編、悪くない。
http://www.dawnofthedeadmovie.net/
要するに『ゾンビ』の凄さは、『オメガマン』で初めて提出された
ある朝目覚めると「世界に君ただひとり」という夢/悪夢を徹底的に映像化して見せたことで、
ゾンビとかスプラッター描写よりもそこが大事なのだが、この予告編の前半部はそのへんがわかってる。
小学生のとき、クラスの学級文庫に「世界に×××ただひとり」という絵本があって、いつも、ある朝目覚めると世界に自分ただ一人しかいなかったら、何をしよう、と妄想したものだ。(外国の絵本の翻訳だが「×××」主人公の名前がどうしても思い出せない)。
まだ子供だったので、自動車に乗るとか、死ぬほどウニを食べるとか純粋なことしか思いつかなかったが、成長するとその妄想は「ある朝目覚めると、世界に男は自分ただひとり」に変わっていった。
その妄想は今でもときどきする。これは使えるよ(何に?)。