『マックス・ペイン』観てたら、マーク・ウォールバーグがものすごくシリンダーが長くて銃身の短い奇妙なリボルバーを撃ちまくっていた。
あれはタウルス社製のジャッジという銃で、45口径の普通弾と41口径の散弾が撃てる。
通常、散弾銃の銃身はスムースボアといって、内部がツルツルになっていて、
散弾はただ前方向に押されて飛んでいく。
ところがタウルス・ジャッジは普通の拳銃と同じように銃身内にライフリングが切ってある。
これで散弾を撃つと、散弾は渦を巻くように回転しながら銃口を飛び出し、遠心力でいっきに拡散する。
だから射程距離が極端に短い。
でも、至近距離で襲われた時にきちんと狙わないで撃っても敵に当たりやすい。
なんでも、対カージャック用の護身銃というきわめて狭い用途の銃なんだそうだ。
『マックス・ペイン』は主人公の警察官がものすごいアッパーのドラッグをギンギンに決めて、痛みを感じない無敵状態で撃ちまくるというスカーフェイスな映画だった。
↓マックス・ペイン予告編
↓タウルス・ジャッジ