中田秀夫監督「ハリウッド監督学入門」

TomoMachi2009-03-06

3/21(土)よりシアター・イメージフォーラムにてロードショーされる映画『ハリウッド監督学入門』のパンフに原稿書きました。


これは、『ザ・リング2』でハリウッド進出を果たした中田秀夫が、その経験を描いたドキュメンタリー映画
企画が通るまでの気が遠くなるような長さ、作品の内容にどんどん口を出してくるプロデューサー、テスト試写のアンケートによる内容変更など、ハリウッド映画独特の実態が、経験者本人の視点から語られます。


いちばんゲゲっと思ったのは、『リング2』の音楽のハンス・ジマーがインタビューで言うセリフ。
「僕は自分のドイツらしさをハリウッド映画にも活かしていきたい」
よく言うよ!
エンドタイトルの音楽は『エクソシスト』と『サスペリア』のパクリじゃんか!

↓『リング2』エンドタイトルの3分30秒目、キャストの名前が出たあたりから、下の『サスペリア』と比べてみよう!

↓『サスペリア

まあ、オマージュなんだろうけどねー。
ビートがまるごと同じだから同時にかけるとシンクロして面白い。


しかも『リング2』のエンドクレジットは4分35秒目からは『ツインピークス』そっくりになってしまう。おまけに7分30秒目からは伊福部昭調。
オリジナリティなさすぎだよ!