元気をくれるドキュメンタリー映画3本が11月に公開!

TBSラジオ「ストリーム!」毎週火曜日午後2時「コラムの花道」
今回はこの11月に日本で公開される必見のドキュメンタリー映画を三本紹介しました。


未来を写したこどもたち11月22日(土曜日)からシネスイッチ銀座、他で公開。

3年前から、このコラムの花道や雑誌で紹介してきた、アカデミー長編ドキュメンタリー部門受賞作『売春窟に生まれついて』がようやく『未来を写した子どもたち』という邦題で日本公開されます。
↓2005年に「コラムの花道」で紹介した時のMP3ファイルがダウンロードで聴けます。http://podcast.tbsradio.jp/st/files/20051230_ye_20050517.mp3

ザナ・ブリスキというイギリス人女性が、インドのカルカッタにある売春地帯の子供たちにカメラを与え、写真の撮り方を教えることで、子供たちに未来を与える。
そして写真展の収益で子どもたちを寄宿学校に入れて、売春の連鎖から救い出そうとする。
収益の1パーセントは売春窟から子供たちを救い出すプロジェクトに寄付されます。


ヤング@ハート
11月8日(土曜日)、渋谷シネアミューズ、他で公開。

今年の5月にコラムの花道でも紹介。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080506
平均年齢80歳の老人がロックを歌う合唱団「Young@Heart」を追ったドキュメンタリー。



『ウォー・ダンス 〜響け僕らの鼓動〜』
11月1日(土曜日)、恵比寿ガーデンプレイスの中にある東京都写真美術館で公開されます。


昨年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート作品
アフリカ東部のウガンダ共和国、北部で反乱を起こした「神の抵抗軍」は無差別に農家を襲い、子供たちの目の前で両親をし、バラバラに切り刻む。
そして子供たちは誘拐されて抵抗軍の兵士へと育てられる。5歳の子が強制的に人殺しをさせられる。逆らえば殺される。
そこから逃げ出した少年たちも心に深く傷を負い、子どもらしい笑顔も忘れてしまった。
そんな子どもたちを集めた難民キャンプの学校が、ウガンダじゅうから子どもたちが集まる音楽大会に出場することになる。


どの映画も、音楽や写真が、人間を生き返らせていく姿を描いています。