『告発のとき』撮影現場ルポを月刊プレイボーイに書きました

TomoMachi2008-05-24

今日発売の月刊プレイボーイにポール・ハギス監督『告発のとき』のアルバカーキ・ロケの撮影現場ルポを書いてます。
告発のとき』は2003年にイラク戦争から帰ってきた米兵が失踪した事件を取材した米PLAYBOY誌のルポを原作にしたミステリー。
失踪した兵士は脱走兵扱いになり、それを信じない元MPの親父(トミー・リー・ジョーンズ)が恐るべき真相を突き止める。
この事件は日本でもTBSの「CBSドキュメント」でも放送された。

さて、アルバカーキは本当に遊ぶところのない砂漠の町なんだけど、産業がないもんで、映画撮影を産業にしようと、市が巨大なスタジオを建てたのだ。
そのスタジオは「スターウォーズ」や「エイリアン」を撮ったイギリスのパインウッド・スタジオよりはるかにデカかった。
で、市の映画委員会が案内してくれて「このセットには世界中どこの国でも再現できます。『ビール・フェスト』という映画のミュンヘンの町も実はこのスタジオに作ったセットです」と自慢してた。
そして、「街にはアジア人がいないので、エキストラに困ってます。ここに住みませんか? 映画にいっぱい出られますよ」と誘われた。
いや、でも、こんな砂漠のド真ん中に住んでも遊ぶとこないじゃん!