英国国防機密報道禁止通達で封印された銀行襲撃

TomoMachi2008-04-01

本日午後2時からのTBSラジオ「ストリーム!」「コラムの花道」は、『バンク・ジョブ』というイギリス映画について話します。

 1971年9月12日月曜日、ロンドンのベイカー街にあるロイズ銀行で、朝、出勤した銀行員が地下の貸金庫室を明けてみたら、金庫の中身がごっそり盗まれていた。
 犯人は銀行が閉まっている日曜日の間に、銀行から一軒おいた並びのハンドバッグ屋の地下から12メートルのトンネルを掘って盗み出したのだった。
 しかし、この事件はその後、消えた。
 警察も、マスコミも、この事件について一切語らず、最初から「なかったこと」になったのだ。
 それは英国政府からDノーティス(国防機密報道禁止通達)が出たからだ。
 Dノーティスは軍事、国防上の機密に触れる事態を封殺する特殊法令で、歴史上数回しか発行されたことがない。
 この銀行襲撃事件が、なぜ、それほどの国家機密になったのか?
 
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