ヒラリー候補の応援歌はKTタンストール

TomoMachi2008-01-27

アメリカの大統領候補は選挙戦に際してキャンペーン・ソングを選ぶことが多い。
特にヒラリー・クリントンは支持者たちにキャンペーンソングを投票で選ばせたり、
セリーヌ・ディオンやBTOなどの歌を効果的に使っている(たぶんロック好きの旦那のアイデアだろう)。
そんなヒラリーのキャンペーンに選ばれた歌のうちの一つが、3月に来日するスコットランドの女性ロッカー、ケイティー・タンストールの2006年のヒット曲「サドンリー・アイ・シー」。
タンストールはお母さんが中国系ということでルックスが親しみやすい。

彼女の顔は世界の地図
私がたどる地図なのよ


彼女が美しい女性だってわかるでしょ
彼女は美しいわ


彼女をとりまくすべてが銀の光のプール
彼女をとりまく人々はその恩恵を感じてる
彼女の手のひらに包まれれば
あなたも穏やかになる


突然、わたしはわかったの
これこそ、わたしがなりたいものだって
今、わたしはわかったの
なぜ、これがこんなにもわたしにとって重要なのかを
これこそ、わたしが目指すものだからよ

歌詞の中で歌われている、KTがなりたい「これ」とはもちろんヒラリーじゃなくて、
右上にあげたパンクロックの女王パティ・スミスのアルバム「ホーセズ」のジャケット写真なのだ(撮影はたしか恋人だったロバート・メイプルソープ)。

KTはこの写真を見て、ロックンローラーを志した。パティの顔を自らの人生の地図にしたのだ。
というわけで「ホーセズ」から名曲「グロリア」を。