井上章一先生はオタクだけど

国際日本文化研究センター教授の井上章一先生が「オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史」の書評をしてくださいました。 
http://hondana.mainichi.co.jp/2006/10/post_d8f8.html
井上先生は天皇や王の精神病との関係を検証した『狂気と王権』や『作られた桂離宮神話』『美人論』などで知られる人ですが、重症のプロレス・オタクでもあります。
オイラが二十代の頃、『別冊宝島プロレスに捧げるバラード』を編集した時、大阪でプロレス談義をしてもらったけど、その濃いこと、濃いこと。
で、この『オタク・イン・USA』の書評で驚いたのは『マクロス』の「デカルチャ!」の意味がちゃんとわかってること。
あの「デカルチャ!」は、「ここは『マクロス』知ってる人だけがわかってくれればいいや」と思ったので、どういう意味なのか説明してないんだけど、井上先生、どうして知ってるんですか? 
プロレスだけじゃなくてアニメも濃いのか。怖い教授だなあ。