ミッション地区のメキシカン・バーで秘宝舎弟のパトリックと単行本の打ち合わせ。
ここはメキシコ人地区なので、マリアーチが店の中にどんどん入ってきて、何曲か歌ってはチップを取っていくのだが、
「キサス、キサス」とかじゃなくて、「スージーQ」とか歌っていた。メキシコ風に。
ちなみに『地獄の黙示録』で慰安ショーの司会をしていたビル・グラハムは60年代サンフランシスコのロック・シーンを作ったプロモーターである。
彼が柳下毅一郎くんから預かってきた『興行師たちの映画史』をやっと受け取る。
柳下くんが電話でも言っていたが、アメリカで作られた性教育映画(の名を借りたエロ映画)の金字塔Mom and Dadが
大蔵貢が片山総理大臣をダマしてデッチあげた日本純潔化協会なる団体で日本公開されたという事実はすごい。
映画が芸術だとか思ってるバカどもは必読の書。