23日夜、カリフォルニア大学サンタバーバラ校付近のアイラヴィスタで自動車に乗った若い男が無差別に発砲、6人を殺害し、自らも車内で拳銃自殺を図った。22歳の被疑者、エリオット・ロジャーは、女性に無視され続けたことへの報復として犯行に及んだと見られている。
この事件について「ワシントン・ポスト」紙のアン・ホーナデイがセス・ローガン最新主演作『ネイバーズ』を引き合いに、「どれだけ多くの学生が、男子学生の寮生活を誇張した『ネイバーズ』のような映画を観て、ロジャーが感じたのと同じように、自分が不当に“セックスと快楽だらけ”の大学生活から締め出されたと感じているだろう」と同紙に寄稿した。ホーナデイは、こうした学園コメディで冴えない主人公が女の子とめでたくハッピーエンドを迎える展開が、現実社会でもてない男性たちの不公平感を募らせているのではないかと綴っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-00000000-cine-movi