ルー・リード「ロックンロール」
ジェニーは言った
私がまだ5歳の頃よ
いいことなんて何もなかったわ わかるでしょう
でも、いつだってラジオをつければ
つまんないことなんか何もなかったわ
なんにもね
ある晴れた朝
ジェニーはニューヨークのローカル局にダイヤルを合わせた
信じられないくらい素晴らしい歌が聴こえてきた
ジェニーは思わず踊った
その最高で最高で最高の歌に合わせて
うー、ジェニーの人生はロックンロールに救われた
ヘイ、ベイビー、ロックンロールだぜ
たとえ手足を奪われたって
ロックなラジオを聴けば踊れるんだ
それでオーライ
それでオーライ
たとえ手足を奪われたって
ロックンロールで踊れるんだ