サイゾーでHow To Survive A Plague


本日発売の月刊サイゾーで、アカデミー最優秀ドキュメンタリー賞候補になった『How To Survive A Plague(疫病から生き延びる方法)』について書きました。
80年代、死の病と言われたエイズをコントロールするまで、感染した患者たち、その支援団体、ワクチン開発者たちの戦いを描くドキュメンタリーです。
80年代初め、治療法のない病気エイズが流行する。次々と死者が増えても時のレーガン大統領は何の対策もしないばかりか、公の場でエイズという言葉すら口にしない。まるでそんな病気は存在しないかのように。
少数派であるゲイの人々を救うために、票で動く政治家たちは動かない。
すでにエイズに感染した人々は、一刻も早くワクチンを開発させ、認可させるため、世間と政府の目を開こうと命がけの戦いを始めた。