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本日は、『クライアント9/エリオット・スピッツァーの興亡』というドキュメンタリー映画についてお話しします。
エリオット・スピッツァーは司法長官としてウォール街の暴走を取り締まり、「ウォール街の保安官」と呼ばれた男。
民衆からの支持率は圧倒的で、2006年にニューヨーク州知事に当選、莫大な負債と汚職にまみれた州政府を徹底的に粛清した。
スピッツァーは「ユダヤ系初の大統領になるかも」と噂されるほど、その人気と実行力には眼を見張るものがあった。
ところが、2008年、彼は辞任に追い込まれる。
彼はニューヨークの高級コールガール組織の顧客だったと判明したからだ……。