NFLのスーパースターがアフガンで戦死した裏に

発売中の月刊サイゾーの連載に映画「ティルマン・ストーリー」について書いています。

サイゾー 2010年 11月号 [雑誌]

サイゾー 2010年 11月号 [雑誌]

『ティルマン・ストーリー』は、アフガニスタンで戦死したNFLのスーパースター、パット・ティルマンと、彼の死の真相を追う遺族を描いたドキュメンタリー。
2001年、911テロをニュースで観た、プロフットボール選手パット・ティルマンはアフガニスタンのテロリストと闘うため、数億円の契約金を蹴って、陸軍に入隊した。
アメリカ政府は彼を愛国者の鑑と褒め称えるが、ティルマンはテロと関係のないイラク戦争に行かされ、ブッシュ政権への不信感を募らせる。
その後、志願していたアフガンに派遣されるが、戦死。軍を挙げて盛大な葬儀が行われた。
ところがその後、ティルマンは敵ではなく、味方である米軍に射殺された事実が判明する。
残された彼の両親と妻と弟は真相を求めて闘うが……。