映画秘宝の巻末で、江戸木純、柳下毅一郎、それに××さんがバカな日本映画をボロカスに叩いてる座談会「日本映画縛り首」が単行本になりました!
バッド・ムービー・アミーゴスの日本映画最終戦争!<邦画バブル死闘編>2007-2008年版 (映画秘宝COLLECTION 38)
- 作者: 柳下毅一郎,江戸木純,クマちゃん
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2009/03/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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オイラ、最近の日本映画は全然観ないから知らなかったけど、これを読むとどうにも凄まじいことになってるらしい。
なにしろ、『俺は、君のためにこそ死にに行く』の主人公たちは結局死なないとか、『椿三十郎』のクライマックスの決闘シーンはなぜか突然ビデオ録りの映像になるとか、『母べえ』では62歳の吉永小百合が30代を演じるとか、『L Change The World』にはナンちゃんがFBI捜査官役で出てくるとか、信じられないようなことがいっぱい書いてあるガクブル。
問題はひとつ。
表紙がゴチャゴチャしすぎで何の本かわからない。
なにしろ書名が
バッド・ムービー・アミーゴスの日本映画最終戦争2007−2008年版邦画バブル死闘編
これじゃ、長すぎて、なんだかわからんよ。
書名は、一目で中味がわからないと。
たとえばサブタイトル
日本映画総括リンチ
で、メインタイトルが
ナンちゃんはFBIには見えない
にしたらどう?
でも、中味は面白いです。