男子ペア・フィギュアスケート&死亡遊戯のオーディション

TomoMachi2007-11-01

気が向いた週の木曜日更新ポッドキャスト町山智浩アメリカ映画特電』、
http://www.eigahiho.com/podcast.html
今回は『俺たちフィギュアスケーター』と『フィニッシング・ザ・ゲーム』のコメディ二本立てです。

俺たちフィギュアスケーター』(今秋日本公開予定)は、『俺たちニュースキャスター』『タラデガ・ナイト オーバルの狼』に続くウィル・フェレルのダメヒーロー復活話の三本目。

話は前の二本とほとんど同じで、フィギュアスケーターとして大人気だったフェレルが、驕り高ぶって大失敗。
金メダル授賞式でライバルの美少年(『ナポレオン・ダイナマイト』のジョン・ヘダー!)と大ゲンカして、スケート委員会から永久除名され、酒に溺れる。
そこでハッと気づく「俺は男子スケーターとして除名されたから、ペアなら復帰できるかも!」
そしてかつての敵ヘダーと組んで史上初の男子ペアのフィギュアスケーターとしてカムバック!
北朝鮮で開発された死亡確率99パーセントの命がけの必殺技に挑む!
フェレルはサタデーナイト・ライブ出身のコメディアンだけど、絶対「スキージャンプ・ペア」見てるよね。


『フィニッシング・ザ・ゲーム』(日本公開未定)の「ザ・ゲーム」とは「ザ・ゲーム・オブ・デス」つまりブルース・リーの『死亡遊戯』のこと。

ブルース・リーが死んだために未完成のままだった『死亡遊戯』を完成させるために、リーの代役のオーディションをする模様を記録したドキュメンタリー、という設定のモッキュメンタリー・コメディ。
オーディションに集まったブルース・リーになりたがるボンクラどもには、中国人、ベトナム人、韓国人、インド人、白人、ありとあらゆるリー・ワナビーが。
なかにはパチモン・ブルース・リーの「ブリーズ・ルー」もいる。
監督は「ワイルド・スピード3/トーキョー・ドリフト」のジャスティン・リン
ビデオ撮りだが、デジタル処理で、70年代に撮影された16ミリフィルムみたいな質感に加工している。


『俺たちフィギュア・スケーター』予告編

『フィニッシング・ザ・ゲーム』予告編