13日ロフトのイベントの後
柳下君についてって、ゴールデン街で芥川賞の残念会をやってる某候補者のところに行く。
「一票も入らなかった」と最初はグチっていた候補者は急にこっちをネチネチやり始めた。
「ところで町山さんは本当は何がやりたいんですか?」
「町山さんは自分で本当にやりたいことやってるんですか?」
そりゃ、天下の芥川賞候補から見ればオイラはメシのために細かい仕事に追われてる三文ライターにしか見えないだろうさ!
しかし、彼はこういうイジメをやらせると天才的だ。
柳下は明日朝一番で鈴木則文監督と金沢の映画祭に行くというので帰った(といっても夜中の二時頃)。
そしたら夜中の三時くらいに、みうらじゅんさんとベストセラー『天国の本屋』の松久淳さんが流れてきた。
みうらさんとは4年くらい前に連続8時間説教されて以来。松久さんとはみうらさんの単行本を編集してもらって以来、5年ぶりくらいだ。
みうらさんとはまだ学生時代からだから20年以上のつきあいだけど「宝島社に残ってる町山の同期はみんな会社で偉い人になっちゃったよ」と言われた。まあ、ガキの頃からケンカ早くて損ばかりしてますよ。