『サーティーン』を観ると『エクソシスト』がよくわかる。
「実は『エクソシスト』という映画は少女に悪魔が取り付く話だから大ヒットしたのではない」と看破したのはたしかスティーブン・キングだった。
本当は、それまで可愛かった娘が、思春期(12歳)になった途端、汚い言葉を吐き、親に暴力をふるい、セックスをし、自傷行為に及ぶようになる、という親の恐怖を描いていたから、あれほどヒットしたのだと。
その理論を証明したのは日本映画『積木くずし』(83年)だった。
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本当は、それまで可愛かった娘が、思春期(12歳)になった途端、汚い言葉を吐き、親に暴力をふるい、セックスをし、自傷行為に及ぶようになる、という親の恐怖を描いていたから、あれほどヒットしたのだと。
その理論を証明したのは日本映画『積木くずし』(83年)だった。
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