黒人大統領はSFだった!

TomoMachi2008-01-02

今日はマーティン・ルーサー・キングJR記念日なので、本日のTBSラジオ『コラムの花道』では、過去のアメリカ映画に見る黒人大統領と女性大統領について話しました。
http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/

 ほんのついこの前まで黒人や女性の大統領候補は実現しそうにない夢のまた夢、SFやコメディの世界だったのだ。


『ザ・マン/大統領の椅子』(72年)
 大統領と上院議長代理が事故死、副大統領が病気のため、黒人の上院議長代行(ジェームズ・アール・ジョーンズ)がアメリカ大統領になる。

 当時、この映画はSFに分類された。


『ザ・コンテンダー』(2000年)
 副大統領病死のため、女性の上院議員が副大統領(ジョーイ・アレン)に指名される。
 しかし保守派の下院議員(ゲイリー・オールドマン)はセックススキャンダルをでっち上げて史上初の女性副大統領を阻止しようとする。


『ヒップホップ・プレジデント』(03年)
 投票日二ヶ月前に民主党の正副大統領候補が飛行機事故で死亡。
 どうせ勝てないと思った民主党は有色人種のご機嫌取りに黒人の市会議員(クリス・ロック)を候補に立てる。