「ユナイテッド93」は究極のジェットコースター映画

TomoMachi2006-05-14

2001年9月11日朝、世界貿易センタービルに二機の旅客機が突っ込み、ワシントンの国防総省ビルに一機が激突した。
 その後、四機目のユナイテッド航空93便サンフランシスコ行きが、ワシントンに向かって飛行中にペンシルヴェニア州の森に墜落した。
 四機は同時に特攻する予定だったがユナイテッド93便は離陸が30分遅れた。
 そのため、ハイジャックされた後、乗客が機内から家族に電話をして、他の旅客機がテロに使われたことを知り、このまま見ていても死ぬだけだとわかった。
 そして「Let's Roll!(やったろうぜ!)」という言葉を残して電話を切った。
 乗客たちがハイジャックに襲いかかり、コントロールを奪おうとしたので、ハイジャッカーはワシントンの目標(ホワイトハウスか議事堂)に到達する前にあきらめて飛行機を墜落させたのだ、と推測された。
 ユナイテッド93便の乗客たちは身を挺してテロリストと戦った英雄とされ、「レッツ・ロール!」は愛国的な流行語になり、ブッシュ大統領も演説で使ったりした。


 そのユナイテッド93便に何があったのかを描いた映画が『ユナイテッド93』だ。

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